闇が溶けた水面に 映るものは唯我が身 救いを求めた掌を 払いのけた冷たい手 いずれ消え逝く運命を 彩るものは唯我が身 大地を蹴ることが出来ないなら 闇を切り裂いてごらんなさい 確かに声が聞こえた 在るものは唯我が身 救いを求めた掌を 拳に変えて切り裂いた 掻き分けた闇の底に 在るものは唯我が身 いずれ消え逝く運命を 彩りながら溶けていった 闇が溶けた水面に 映るものは唯我が身 救いを求めた掌に 冷たい拳を差し伸べた