くちばし黄色いまま 大人になってもやっぱチキン それでも声はでかい 頭に掲げた赤いアイデンティティ つばさは閉じたまま そういうモンだって諦めてる 産み出す未来に ダーウィンくつがえす奇跡期待してる そんな彼を立ち上がらせたコロンブス ウサギに勝ったけど 未だにゴールは遥か遠い 甲羅は堅いけど それってやっぱり脆さのカモフラージュ 何年でも待つさ 浦島太郎が現われるのを 待ってましたとばかりに 過ぎ去った刻を全部押しつける そして玉手箱から煙が立ちこめる つばさよりも 甲羅よりも 大事なもの それは理想論? それとも新たな進化論? 永遠につづく水掛け論