まるい悲しみに 浮かべた笹舟 風が吹きました 雨が降りました やがて悲しみは 大きな海になりました 涙が落ちました 波紋はまるであなたの影を なぞるかのようでした 気が付けば 辺りは一面梅雨景色 笹舟の数も増えました あっという間に私の姿