切り裂いた赤い灯 掻き混ざる静寂 紡がれた冷たい風 証明にすらならない あるいは僕も同じ 「病人を乗せたノリモノ」 赤い言葉叫ぶような 何とか証明したい日常 誰もが戦ってんだって 言い聞かせるための詩 誰かにとって必要ならば 消えることなんか許されない 自分だけが辛いんじゃないって 言い聞かせるためだけの詩 誰かにこのコトバ届くなら それだけで意味はあると思いたい 赤く白いノリモノは 今日も必死で叫ぶ 細いレールを脱線しながら 「ここに在ること」証明したい