蒸発してしまった涙は 今頃どこに降ってるのかな? 買ったばかりの靴を汚すように 迷惑な形でも残しておけばよかった 今となったらどうでもいい 意地とかプライドとか まるでギターの弦みたいに 張りつめていたんだ 雑踏をかき分けて 僕の耳に君の歌 当たり前じゃなかったのに 素通りし続けてた 雑念を切り裂いて 僕の耳に君の歌 いつまで背負っていくだろう? 独り善がりな後悔 買ったばかりの靴を汚したのは 泥水じゃなくて その靴を履くことを選んだ 僕の気の緩み 雑音を突き抜けて 僕の耳に君の歌 もう何も聞こえないけど 聞こえてるフリをした いつまで背負っていくだろう 僕の耳の君の歌