仮に壁があったとして 引き返せるスピードじゃないんだ 壊せるかどうか分からないよ 分かるのは加速度を増してるってことだけ この壁の向こうには さらに分厚い壁が見える 見えないフリしてアクセル踏み込んだ 死神に弱みを握られないように 終わらない夜がきたとして それに気付く術は無いんだ 確信を持てなかったこの手を それらしき方角に向けてただ振り続ける この闇の向こうには さらに暗黒の朝がある 立ち止まる理由には少し弱い 死神も呆れてしまうような暴走 この壁の向こうには さらに分厚い壁があったとして 立ち止まる理由には少し弱い 死神の鎌を持つのもやはりこの手だから