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ユキドケイ



まるで
白い宝石のような
口唇の体温が

愛しいと
思う間もなく
霞んでしまった

空に舞う
無数の祈りみたいに
名前も無いまま
記憶も無いまま
ただ照らしてる

それでいいのかな
僕達はまた歩きだす
名前も無いまま
霞んでしまう前に

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