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レイニー



あたしの唇が
不本意ながら潤うの

透明な傘一つ
雨はしのげても
この寂しさはしのげないよ

ぴちぴち
ちゃぷちゃぷ
冷たい景色

あなたの温もりが
剥がれてしまい戸惑うの

ビニールの向こう側
赤く眩しくて
濡れた爪先は何処に向かうの

ぴちぴち
ちゃぷちゃぷ
小さな意識

あたしの心は
貴方の声で潤うの

7/4 22:03

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