あたしの唇が 不本意ながら潤うの 透明な傘一つ 雨はしのげても この寂しさはしのげないよ ぴちぴち ちゃぷちゃぷ 冷たい景色 あなたの温もりが 剥がれてしまい戸惑うの ビニールの向こう側 赤く眩しくて 濡れた爪先は何処に向かうの ぴちぴち ちゃぷちゃぷ 小さな意識 あたしの心は 貴方の声で潤うの