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君の声だけ



気を使ったわけじゃなくて
単純に話がしたかっただけ
僕の無神経な言葉を
優しさに変えてくれる君

何もない世界に
この奇跡だけ輝いてればいい
寂しさを辿れば
愛しい想い出がそこにあればいい

急に雨が降り出したから
傘をさす前に教えたかった
僕をすり抜けた雨粒が
水溜まりに溶ける前に

何もない時間に
この記憶だけ確かならいい
幸せも不幸せも
君との想い出なら覚えていたいよ

何もない世界に
君の声だけ響いていればいい

2005/10/7 21:40

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