君の声で目覚めたから 今日はいい日に決まってる 僕の声もそんな風に 君の翼になれればいいな そうやって願うだけ 何も変わらなくていいのに 時間はいつの間にか 昨日さえ想い出に変えているんだ 愛してるなんて言葉の向こうに 悲しい未来が透けて見える朝は 明日が晴れという予報よりも 君の声という傘が欲しい 愛してるなんて言葉一つで 消え去ってしまうような二人だから 明日が晴れという予報よりも ずぶ濡れになって雨宿りしていたい 君の声が聞こえたから 西からの風に耳を澄ます 僕のことを何となくでも 思い出して笑っていて欲しいな そうやって願うだけ 何も叶わなくていいから 二人がいつの間にか 美しい想い出に溶けてしまえばいい 会いたいよなんて言葉の向こうに 舌を出す悪魔が見えてしまう夜は 背中を押す星占いよりも 名も知らぬ星に願いを 愛してるなんて言葉一つで 消え去ってしまうような二人だけど 悲しい未来に溶けてしまったら 星となって頼りなく輝いて 誰かの不安な恋を見守れたらいいな