さあどんな顔で笑おうか 気付けば数え切れないペルソナコレクション 最下層にある顔はもはや仮想だ そういう意味ではこれが僕の唯一の素顔 誰もきやしないのに 君を待っている 切なくなったフリで 缶コーヒーを飲んでいる 誰にも傷つけられない 誰も傷つけない そんな楽園を夢見て いざきてみりゃ何のことはない ただの悪夢 さあどんな嘘で涙しようか 名付けて「感受性豊か」ペテンなコレクション 一番の恐怖は惰性だらけの胸部 未来を夢見ているときにだけ僕の夢は醒める 誰も聞いてしないのに 言い訳を常備している 転ばぬ先の杖に 足を引っ掛けて転んでいる 誰も気にも止めない もちろん同情など求めない 渇いていることが望ましい 誰を濡らすこともできない 僕の涙 さあどんな明日へ向かおうか 傷つき倒れても得るのはほぼフィクション 最初はみんなそうだよハミんな そういう趣味があるなら別だ 憂鬱な性