長風呂からあがった僕を迎える 楽しそうにボタンを叩く音 僕一人理解できればそれで完結する 君のいいところも この詩も 長い旅路の途中で君を見つけた あるいは君を見つける為の旅 始まりも終わりも細く白い一本の線 君のそばにいたい 少しでも 触れて 振れて 髪の匂いも 大雑把な性格も 僕一人理解できればそれで解決する 解けて 溶けて 僕を選んだ君の感覚が大好き 朝なんてこなくていいのになぁ 流れる時間の深いところで僕は溺れる 足はつくけど息が苦しい 僕の意味も塗り変えてよ君のその声で どうでもいいところも この詩も