足りないとか 重いとか 求めるだけ求めて 妥協するわけじゃないけど いつも二つを足して割ったあたりに落ち着く 木漏れ日みたく 射す声は 鋭利なくせして 僕を暖かく包むから また浮き沈み 色んな景色をこの窓は見せてくれる 開いても 割れていても 二つの世界は決して つながることなんてない 分かっている 分かっているからこそ この窓の向こう側にいつも 新しい君を期待している 変わらないとか 分からないとか 言葉に託してるのは 少し着飾った裸の心で いつも二つはちょうど真ん中に落ちて どちらからも届かないまま 今日も歌ってる 窓の向こうで 君を歌ってる