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AKATSUKI



触れた温もりが
胸でうるさい
溶けてしまうには
この闇は
あまりにも苦しい

あなたの音に
隠れたままでいたいのに
月は照らしている
傷を キスを

呟いた言葉は
嘘でも暖かい
忘れてしまうには
この夜が
あまりにも愛しい

あたしの音じゃ
隠せない朝の足音
冷たく包んでくれる
キスを 傷を

元作品:No.5568 ただ、薄明かり 投稿者:兼村さん 投稿日:2009/01/25(Sun) 02:57
2009/1/25 3:22

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