とりあえず続く世界は 悲しみを薄めてくれる 生きてる限り 僕は消えない 忘れやしない 傷は消えない 願うほど遠い未来も 気が付けば通り過ぎてた 靴を汚しても 君に会えない だけど消えない 綺麗なままで 太陽の音 雲の旋律 ほらまた青い 空まで青い 揺れる街路樹 静寂の雑踏 ほらまだ青い 君まで青い 穏やかに巡る季節が 「さよなら」を淡く溶かして 桜みたいに 散ることもない だけど消えない 姿はなくとも 痛むほど抱いていた過去は 僕だけが知る鋭さで 嘘を剥いでも 君に会えない そして偽る 綺麗なフリで 太陽の彩 無口な景色を 青く侵して 君に会いたい