すれ違う春風に 行き先を任せながら 聞こえない程度に鼻歌 それは途切れ途切れで それでいて一貫して軽快で 一言では表せられないから 意味もなく回り道 されどそう、ちゃんと僕なりの意味はあり 君と出会い いつか別れる その日まで なるべくなら 遠回りしていたい 信号の対岸に コンビニを見つけたから 何もない時間は増えていく それは途切れ途切れで それらを繋げば世界を染められる うまくは言い表せられないから なんとなく回りくどい されどそう、ちゃんと僕なりに推敲した 君と出会い いつか別れる そのことを なるべくなら 大勢に伝えたい