電話越しの 君の言葉ひとつひとつを 分析して 深読みしてはまた誤解してる 君もそうなのかな だったらいいな そしたらこの世の無意味なものを 僕らだけは幸せに感じてしまえる 愛とかそんな大層な話じゃないんだ 会いたいって四六時中思ってもいないんだ ただ人生の一大事には逐一付き合ってほしいんだ 例えばそれが悲劇であっても分け合いたいな スケジュール帳に 君との予定はひとつもない 書いてたら キリがないしまず忘れないし 君もそうなのかな だったらいいな スケジュール帳の空白から 君の髪の匂いがしてしまえばいいな 愛とかそんな神聖な話じゃないんだ 病めるときは疑ったり裏切ったりしちゃうんだ そのくせ気が付けば必要としてしまってるんだ こんなどうしようもない僕を 必要といってくれる君が愛しい 例えばそれが誤解であっても 例えばそれが無意味なものであっても 君の髪の匂いがしてしまうような