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電話越しの
君の言葉ひとつひとつを
分析して
深読みしてはまた誤解してる

君もそうなのかな
だったらいいな
そしたらこの世の無意味なものを
僕らだけは幸せに感じてしまえる

愛とかそんな大層な話じゃないんだ
会いたいって四六時中思ってもいないんだ
ただ人生の一大事には逐一付き合ってほしいんだ
例えばそれが悲劇であっても分け合いたいな

スケジュール帳に
君との予定はひとつもない
書いてたら
キリがないしまず忘れないし

君もそうなのかな
だったらいいな
スケジュール帳の空白から
君の髪の匂いがしてしまえばいいな

愛とかそんな神聖な話じゃないんだ
病めるときは疑ったり裏切ったりしちゃうんだ
そのくせ気が付けば必要としてしまってるんだ
こんなどうしようもない僕を
必要といってくれる君が愛しい

例えばそれが誤解であっても
例えばそれが無意味なものであっても
君の髪の匂いがしてしまうような

2010/7/10 11:39

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