05789
出会い道

詩掲示板
[ HOMEツリー表示トピック表示新規投稿記事検索記事修正/削除携帯用URL管理用 ]

No.1337 思想 投稿者:俳澄 潤 投稿日:2005/07/30(Sat) 13:11 [返信]


 僕は思想する
 大切なこと考えながら
 記憶に思いをはせる
 大切なもの失くしたから
 僕は思想する

 君は思想する
 何から何まで連想ゲーム
 連鎖しながら薄れてく
 君だけの思想

 僕は思想する
 僕だけの窓辺
 一人の門出式
 僕だけの思想
 一人じゃ無意味

 何処かで思想してる
 地球の裏側で
 僕が寝てる間に
 誰かが思想してる

 僕は思想する
 何から何まで連想ゲーム
 素通りしてく窓辺
 僕は思う
 何かを発してる

 大切なこと考えながら
 大切なものの隣だから
 僕は思想してる

 誰のためでもなく
 日常の意味探してる

 誰のためかって
 それでも問いかけてる
 




No.1335 君と 投稿者:ウィル 投稿日:2005/07/29(Fri) 22:19 [返信]


すごく痛くて、僕は逃げ出したかった。
どうして痛いのか、分らなかった。
どこへ行けば、この痛みは消えるのだろうと、何度も何度も考えた。
答えは出なかった。
どこへ行こうが、いずれは痛みのもとへ、帰ってきてしまう。

どうして痛いのか、考えてみた。
答えは一つしかなかった。
君が、イナクナッタカラ。

君と、あの日、話していたことを、君は覚えているか?
悲しいことがあったら、その悲しみを二人で分かち合おう。辛いことがあったら、その辛さを二人で分かち合おう。
痛いことがあったら、その痛みを二人で分かち合おう。

僕は今、すごく痛い。痛くて、逃げ出したい。
でも、君は、僕の痛みを和らげてはくれない。
それは、すごく当たり前のこと。
だって、君はいないから。
だって

この痛みの原因は、君だから。      




No.1332 メロディ 投稿者:夕未 投稿日:2005/07/29(Fri) 11:58 [返信]



 どんな言葉に打ちのめされたって
 頑張ろうって 励ましてくれたのは キミだった

 「いくら唄を聴いたって ただ懐かしいだけで
 他は何も変わらないの」

 そう思ってきたけれど

 それは単なる 気休めに過ぎなくて
 電化製品から流れてくる音には
 所詮 どうする事も出来ない

 頭に残っている音が 確かだとは 言えないから

 耳には微かな音が ノイズと一緒に残っていて
 いつも 聞き取りにくい

 それに苛立ち始めると 愛しくなるのは 何だっけ

 走り回る 沢山の足音
 風が吹いて カーテンのめくれる音
 何かを守ろうとする喧嘩の声も
 それを止める人の声も

 心地良いのに 雑音になる
 
 だから 耳をすまして キミの声を探すから
 頑張るから
 
 遠い日を悲しいとは思いたくない




No.1333 RE:メロディ 投稿者:hayabsa@管理人 投稿日:2005/07/29(Fri) 13:46


良いですね。
CD並んでたら買いますね(笑

さらりと読めるのにところどころひっかかって、最後にえぐられる感じが良いです。




No.1329 親友 投稿者:夕未 投稿日:2005/07/28(Thu) 20:41 [返信]



 今日も またひとつ、弱くなった

 慣れない酷い 言葉とか
 卑劣な 優しさとか
 移り変わった 想い人とか
 それが募りに募った 悲しさ とか

 3月 全部を話す人は 離れて行ってしまった
 一緒に居てくれたのに 今は違う人の傍に居て
 嫌だけど これじゃ ただの我が侭じゃない

 全部 今になって分かるんだけど それが悔しい

 キミの不安に 気付いてあげられなかったから

 「時々夜とかに泣いてるの」って言った時
 「同じ、同じ」って 言ってくれたよね
 でも 理由は聞きたくなかった
 それが嬉しかったけど 痛々しい言葉だから
 
 キミの弱さに 気付いてあげられなかったから

 もしも今
 再びキミと一緒に居たら
 強くなれるかなぁって 思ってるけど
 多分また 甘えてしまうと思う

 大人になるにつれて 失う物が増えていくって
 思い知らされるのは いつもの事で
 絆さえも信じるのが 辛くなってきた

 でもね、 
 キミがくれたのは そんな安っぽい物じゃなくて

 きっと 思い出とか 過去とかじゃなくて

 "優しさ" だと 信じたい

 



No.1331 RE:親友 投稿者:俳澄 潤 投稿日:2005/07/28(Thu) 22:05


 初めまして。ハイズミと申します。

 表現ひとつ一つが洗礼されていて、一言一言に感心させられる
作品でした。
 ただ、詩を綴る視点に少々ばらつきを感じました。
とても良い作品なのに、特に前半はそのせいで詩の世界にうまく
入り込めなかったり・・・。考えをもう少しまとめてから
もう一度書き直してみればもう完璧だと思います。
 
 ただ、私の場合、『大人になるにつれて 失う物が増えていく』ことは、
嬉しいことだと思いました。
 最後の二行が個人的には特に好きです。




No.1330 八転び九起き 投稿者:俳澄 潤 投稿日:2005/07/28(Thu) 21:04 [返信]



 図に乗って振り向かなかったけど
 寂しさに胸は軋む
 昨日会ったよなぁって声かけてみて
 寂しさは募る
 人生は七転び八起き

 電線に仕分けされた空
 あんなに狭かったかなぁ
 分離されたようで
 君がふと愛しくなる

 その升ひとつ一つに君が隠れてて
 踏まないように歩く
 靴に温もりが残ったときには
 もう過ぎてしまったね
 
 溢れんばかりの思いも
 首筋を伝って不快感を生む
 そんな愛欲よりも
 それが恋愛かって
 今日も七転び八起き
 
 もっと近くにって願ってみても
 近くの人にしか届かない
 そんな失望よりも
 どんな希望よりも
 人生は七転び八起き

 八回転んだって
 ここまで来れば大丈夫
 仕分けできない思い
 そして今日も
 八転び九起き




No.1300 風にのって 僕の元へ 投稿者:零 投稿日:2005/07/22(Fri) 19:40 [返信]


季節は巡る。
君の季節風は今もまだ・・・

春。
隣で笑う君の頬が
桜色に染まってた

夏。
隣ではしゃぐ君は
太陽のように眩しかった

秋。
紅葉のような手をした君は
いつでも僕の隣にいた

冬。
雪のような白い肌
いまでも僕の目に焼き付いている

季節は巡る。
君はもう隣にいない

振り返れど 君の姿はどこにもない

残っているのは
かすかな君の季節風



No.1302 RE:風にのって 僕の元へ 投稿者:俳澄 潤 投稿日:2005/07/22(Fri) 22:55


 嫌味でなく、きれいな詩ですね。

 しかし、『春。』ときた時点で先が読めるというか、
詩の語り手の考えや思いに発展がみられないような気がします。
 初めと終わりの言葉はとても良かったです。
おぼろげな雰囲気が「回想シーン」のような詩のつくりに
よく合っていて、イメージがわきやすかったです。



No.1308 RE:風にのって 僕の元へ 投稿者:零 投稿日:2005/07/23(Sat) 18:51


アドバイスありがとうございます(^д^*))
最初と最後は自分でも気に入ってます(ぉぃ
誉めていただいてうれしいです!
アドバイスを受けたところを気をつけて
もっと良い詩を書けるよう頑張ります。
(進展が見られる詩を)
ありがとうございました。



No.1325 RE:風にのって 僕の元へ(改善しました) 投稿者:零 投稿日:2005/07/27(Wed) 17:48


季節は巡る。
君の季節風は今もまだ・・・

風が吹けば消えてしまう
君の姿をした霞

風が吹けば消えてしまう
例えようのない君の香り

風とともに去っていった
柔らかく笑う君

風が吹けば君がいる
そんな気がしたけど・・・

季節は巡る。
君はもう隣にいない

振り返れど 君の姿はどこにもない

残っているのは
かすかな君の季節風





No.1326 RE:風にのって 僕の元へ 投稿者:俳澄 潤 投稿日:2005/07/27(Wed) 22:21



 一作目とはまた違うイメージで読ませていただきました。
 一作目の方がテンポはよかったのですが、雰囲気としては
二作目の方が断然良いです。
一本調子な感じになってしまうかなぁ、とも思いましたが、
七連目で引き締まった感じがして気持ちよく終われました。



No.1328 ありがとうございました。 投稿者:零 投稿日:2005/07/28(Thu) 19:03


俳澄さん、ありがとうございました。
ちょっと、へんかなぁと心配だったので・・・




No.1323 動かぬ時の端で 投稿者:俳澄 潤 投稿日:2005/07/26(Tue) 21:19 [返信]



 これからこの枠組みに
 いったいどんだけのピースが
 はめ込まれていくんだろう
 世間一般論に翻弄されながら
 時の二面性を知る

 門番のごとく微動だにせず
 立ち尽くし続け
 考えることに疲れ果てた
 焼けるまで睨み続けるよりも
 広い視野が欲しい

 過去を呼び覚まして
 肉塊のごとく悪臭を放つ
 時の限界を知って
 最後の詩を歌う

 客観的な現実を超越した真理
 それが今では見えるんだよって
 仙人なんかにゃなりたくない
 ただ、ただ、
 その喪失感に耐え続けよう

 動かぬ時の端で

 ただ、ただ、見届けよう
 




No.1322 happy seed 投稿者:俳澄 潤 投稿日:2005/07/26(Tue) 18:32 [返信]



 そこに何かがあるからって
 手に入れられるわけでもない
 夢と現実の境目は
 無に等しくとも

 「今日はあついな」って
 そう思えるだけで
 幸福を感じる
 そんな単純な自分に
 幸福を感じる

 長い長い昔
 僕等が生まれるより前に
 きっと誰かが見つけてたんだね
 今日も浮き彫りにならぬもの
 自分の中に留められてる
 幸福の種

 自分のために使うがいいさ

 「きみのために」って
 そう思えるだけで
 誰かと繋がっていられる
 人恋しさを埋めるわけでもなく
 幸福を感じる

 こんな世の中だけど
 足元みれば
 きっと誰もが持ってるんだね
 血眼で探してる
 そんな風にあざ笑われながら
 幸せのため

 こんな必死で生きてりゃ
 「頑張れ」なんて言うまでもないだろう
 悔しさに握った手を開く
 自分の傷口に目を向ける
 そうやって皆見つけてんだよ

 「明日があるな」って 
 そう思えるだけで
 幸福を感じる
 そんな単純な自分に
 幸福を感じる
 
 見つけたら笑って僕に自慢しながら
 自分のために使うがいいさ
 




No.1321 名もない小さな物語 投稿者:さなぎ  投稿日:2005/07/26(Tue) 15:16 [返信]


君と二人乗りした自転車 今じゃもうただのガラクタ
それでも僕にとっては大切な 思い出詰まった宝物なんだよ

帰り道、君は僕に "あの夕焼けまで行こうよ" とつぶやく
二人乗りしたままずっと、ずっと、どこまでも行きたいのです

君があの頃言った言葉はすべてが心に残るんです
なぜ君の言葉は僕の心にとどまるのだろう
これがきっと恋という言葉じゃ片付けれない
思いなんだろうな

君からの電話待つ僕は 受話器を何度も取ってみる
来るはずのない電話待って 思い募らせたあの夜のこと

夜の部屋、僕はふっと "自分から逃げてたんだ" って気づく
いてもたってもいられなくて君を、僕は、追いかけてたんだ

君の声を心で抱きしめる それだけでいいと思ってた
でも君が好きです 思いだけ心に募ってた
これがきっと人を愛するということなんだろう
君は宝物だよ

本当によかった君が君でいてくれて
ほんとにありがとう

You are not any longer here.
However, this story without the name either keeps supporting me by my mind.
These become big power and will help me....




No.1320 頼り 投稿者:俳澄 潤 投稿日:2005/07/25(Mon) 22:04 [返信]



 ここを譲ったら
 この先一生後悔するとしても
 この道を一人で抜けることは出来ない
 どんな苦難も君となら
 こんな気持ちになれんのは
 今思うにもうないだろうから

 日ごろから愛想があったのは僕の方で
 たいてい損な役回り
 いつものポジションながら
 君の変化を見逃さない
 今日もそんな僕であるよ

 ここを譲ったら
 この先一生後悔するとしても
 この道に一人で入ることは出来ない
 今日も臆病な僕であるよ
 だからそんなに意外そうな顔をしないで
 
 君に見下されながら
 僕はそんな君を楽しんでる

 君について来て欲しい
 こんな強い気持ちになれんのは
 きっと今日しかないだろうから
 




[ HOMEツリー表示トピック表示新規投稿記事検索記事修正/削除携帯用URL管理用 ]
31件〜40件(全102件)
前10件/次10件→  1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10

無料レンタル掲示板 WebSpace