少しだけ甘い幻灯 体温を半分こしよう 口唇に思い出をのせて 白い世界に溶けていきたい 苦いコーヒーに 消えた甘い幻灯 月を映しながら 貴方のいない景色まで 白く染めてしまうの まるで春が来たみたいに 舞う白い花びら それは二人を祝福するように 何かを暗示するように 少しずつ乾く涙が 温もりを忘れさせるの まるで手袋を編むように 五線符を優しさに変えよう 冷たい噂に 濁った透明は 風に揺られながら 星の見えない夜空に 貴方を映してしまうの まるで朝を知らせるように 舞う白い花びら それは二人が許されたかのように すべてを洗い流すように まるで春が来たみたいに 舞う白い花びら それは二人を祝福するように 何かを暗示するように