殺気まで身に纏い 細い首に手がかかる このまま夜が来ないなら 君に葬られる夢さえ見れない どこまで空は続くのか そんな風な理想論並べていれば 眠れた頃なら こんな感情に気付かずに済んだのに 限りある夢を必死に吸い込み 赤く淀んだ嘘を吐いて 愛してる等とうっかり零して さっきまで身に纏いし 白い花びらに全部奪われる 明日はどんな風に 悲しみを偽ろうかな このまま朝が来なければ 空に永遠とか浮かぶのになぁ 限りある罪を償うフリして 細い首に今日も手を伸ばす 上手くなったのは 愛し方なのか言い訳なのか 相対的に自分を眺めてれば 救われた頃なら こんな環状に飲まれずに手を繋いでた 明日はどんな風に 優しさを偽ろうかな このまま朝が来なければ こんな勘定ほっぽらかして 細い首に伸ばす手を繋いでる