あの頃の僕には 見えなかった景色 背が伸びたわけでもないのに 空が少しだけ近付いた 不安を温もりに 寂しさを強さに 眠れない夜はメロディーに変えて ここまでたどり着いた まだかばんはぺっちゃんこだよ ポケットの中にはガムの包み紙 忘れっぽい僕が決して失くさない 君にもらったいくつもの言葉 この部屋発未来行き おそらく乗り継ぎもややこしい 折りたたみ傘は忘れてきたけど 君にもらった言葉で雨はしのげるさ この部屋発未来行き たどり着く頃には真っ暗かも お世辞にも希望と呼べない世界でも 君にもらった言葉が照らしてくれるさ