明日降る雨に 今日濡れる必要は無い 上手く生きる術の 一つ二つ聞き逃しても 貴方の声を聴きたい 一人浴室で泣いたり なすりたいこと 飲み込んだ末に 行き着く場所がさよならでも その痛みはとても愛しい 貴方がつけた傷なら 薬なんて要らない 橙の裏側に 張り付いてる紺色すら 認められるのだけれど その仕草や意味はぼやけて 貴方の声に染められる 憎しみを込めて叫んだり 夢を描いて 破り捨てた末に 行き着く場所がさよならでも その痛みはとても愛しい 貴方がつけた傷は 私の中に唯一つ 残る証