眠りから覚めた精霊 淡い桃色をまとい 真っ白な僕を汚すんだ 真っ白な肌に狂うんだ 数oだけ口を閉じたまま 鋭い牙の悪魔 噛み付かれたら逃げられない 髪の匂いに酔っ払うんだ 「やめて」ってちゃんと 意思表示してくれなきゃ 脳内変換は止まらない 「なんで?」ってちょっと 意地悪な天使が囁いて その天使の吐息に感じちゃったりして インターホンで醒めたせいで 夢と現をさまよい 真っ黒な闇を演じるんだ 真っ黒な愛にハマるんだ ある程度の形が透けて見えて 妄想で繋ぐ点と点 八割は合う集中力 二割で溢れる変な食欲 「やめて」ってなんか 聞いたことない声で言うから このくらいなら越えていける気がした 「なんで?」ってふと 我に返った精霊が吐いて そのギャップみたいなのに感じちゃったりして