「世界の終わりは要りませんか?」 彼女は言った。 私には答える方法が分からない。 世界に正しさ等 存在しないことは知っていても その知識が正しいのか 私には分からない 私には分からない。 「世界の始まりなんて要らなかった。」 傷つくこともなかった。 倖せを幾つか犠牲にしたとしても 世界に「さよなら。」等 存在しないことを願いたいんだ 誰の言葉が正しいのか 私には分からない 私には分からない。 世界は終わりを告げないままで 彼女は逝った。 私には受け入れる方法が分からない。 世界に優しさ等 存在しないことは知っていても この涙が正しいのか 私には分からない 永遠に分からない。