「その手の中で光ってるのは何?」 「これかい?これはね…」 何だろうな 宝石かも知れない 汗が反射して 一瞬キレイだっただけかも知れない 何が困るって 私には分からない この闇の何処に 光が在るのか分からない 君に見えていて 僕に見えていないもの 沢山あるだろう 教えてもらっても 何も返せやしないんだ 失望するだろう 「あの空の向こう待ってるのは何?」 「あれかい?あれはね…」 何だろうな 宝石かも知れない 愛なんて名付けたせいで 消えるに消えれない陽炎かも知れない 君は飢えていて 僕は満ちていたとして 何を与えるだろう 全てを手にすることは 欲望を失うことなんだ 償えないままで 君に見えていて 僕に見えていないもの 沢山あるだろう 「その手の中で光ってるのは何?」 「これかい?これはね…」