その声が その仕草が 引っ張り出してくれる 傷つくことに慣れた肌には 優しくされるとなんかアレルギー(笑 幸せなんていらないと思ってたけど あまりにもキレイな形してたから 手のひらで受け取ってしまったよ その髪が その瞳が 覆してくれる 胸の奥に 生まれたものを 言葉にできなくて 手のひらの上でにこにこしてるから くだらない感情とっぱらって ただ時間を止めたかった その指が その体温が 忘れさせてくれる この先に 悲しい未来が 待っているとしても 何の迷いもなく 突き進んでいくよ この出会いを否定するくらいなら 少しくらいの不条理は抱きしめてやるよ その声が その仕草が その全てだけが この世界の全てってことでいいや