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瞬歌秋淘
愛しさと切なさと心細さ/そうさ僕らは気持ちや動作を自分で操作できないまるで枯れた葉っぱのようさ/
大事な人の涙にフラリ振られたり/名も知らぬ人の温かさに触れたり/
二人雨に降られて独り言で会話したり/いい歳して切なさとか言葉にしないけど/
ネイキッドハートは老けないまま鼓動/孤独、その鍵をほどく温度にもうすぐ届く/
愛しさと呼んだり優しさと位置付けたり/そんな思考に熱量を消費して/
そう必死で僕らは気持ちや動作を把握しようとしてる枯葉/彼は努力家/
彼女は余力残す派/そうさ僕らは世界に一つだけの葉っぱ/
半端でも立派でも突破すべきはその弱さ/翌朝無闇にすがすがしくてその弱さが時に優しさとなることを知り/
支離滅裂な日々に意味や君を植えて/飢えて消えそうな夜に呼び起こす幻想/
前奏もなく始まりそれが夢であることを示唆/愛しさと切なさと心細さ/
ほぼ逃亡者、またの名を愛の亡者/もうさ、誰にも愛されないって前提で動けばいいのに世界はそれを愛と呼ぶんだぜ/
愛は余分だぜってくらい開き直ってラブソング断罪/安西先生、ケースバイケースで愛が欲しいです/
ピーエス、ラブ安堵ピース/
2006/10/15 0:54
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