転ぶ勇気もないのに やたら立派な杖を持つ どうせすぐに折れるだろうけど 目立つように杖をつく 転んだときに言えるだろう 「ここまでやったんだから仕方ない」 君はそんなに弱くないよ 幻想に何怯えてるの? 君の気持ちなんてわからないよ だから言う「君は弱くないだろう?」 飛び込む勇気もないのに 戦うための爪を研ぐ 言い訳の準備万端 命綱だらけのバンジージャンプ 負けそうなときは唱えればいい 「やるだけやったんだから仕方ない」 僕だってそんなに強くないよ 幻想と仲良しなだけ 人の気持ちなんてわからないもの だから未来と手をつなぐんだ 「君は弱くないだろう?」