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十六夜月の下で



傷つくことに慣れたわけじゃない
それは
人を信じることを恐れているだけ

終わりなんてないんだよ
その痛みに
だから君は優しくなれる
ほら
行くしかないんだよ

悲しみの待つ明日に

その向こう側に何も見えなくても
辿り着いたならそこが居場所になるだろう
そうやって僕らはいくつもの夜をこえてきた

君にも分かるはずさ
弱さを受け入れられるなら
それは強さなんだ

2006/11/19 0:41

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