少し窮屈になった部屋 僕の髪と違う匂い 口内炎ができたときみたいに 反対側の心で君を考える 二人が手にすべき答えがなんか 一人分しかないように見えたんだ 同じ六度四分の手のひらを 温かく感じる なんて卑怯な生物だろう 傷つかないように また誰かを傷つける 少し窮屈になったことさえ 誰かの所為にしたい 宿題の答えのプリントが 配られる頃には 新しい宿題が出ていただろう その頃から 何も変わっちゃいないんだ