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ちぷら



君のことを理解するより速いスピードで
僕は愛そうとしてしまう
悪いクセだ
だけどそのおかげで
君の親さえ知らないような君を見つけることもある

世界中で僕一人しか萌えないような
君の口癖をたとえばどう
片付けるべきなんだろう
世界に平和が訪れたって
僕の胸の中に永遠に渦巻くカオスみたいな愛しさ

だけど王道や法則なんて
なぞるくらいなら
満たされることのない空白に
君の名前だけ刻んで
一日中眺めて暮らしてやる

答えが分かっただけで
解消するような痛みなら
小学生だって経験できる
僕が抱えているのは
問い掛けもないのに
答えを求めてしまう痛み
それ自体は別に構わない

別の安っぽい言葉に置換されないか
そういう心配なんだ

2007/2/8 21:54

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