君のことを理解するより速いスピードで 僕は愛そうとしてしまう 悪いクセだ だけどそのおかげで 君の親さえ知らないような君を見つけることもある 世界中で僕一人しか萌えないような 君の口癖をたとえばどう 片付けるべきなんだろう 世界に平和が訪れたって 僕の胸の中に永遠に渦巻くカオスみたいな愛しさ だけど王道や法則なんて なぞるくらいなら 満たされることのない空白に 君の名前だけ刻んで 一日中眺めて暮らしてやる 答えが分かっただけで 解消するような痛みなら 小学生だって経験できる 僕が抱えているのは 問い掛けもないのに 答えを求めてしまう痛み それ自体は別に構わない 別の安っぽい言葉に置換されないか そういう心配なんだ