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君に似た悲劇



眠らない限り
この悪夢は続く
記憶を蝕んだ
君に似た悲劇

美しい視界は言葉へと堕ちて
鬼ごっこみたいに
時間から逃げ惑う

いつまでも作り話のような気分で
だけどその全てはただ真実で

眠れないままで
幻に憧れた
何処かでは理解していた
君に似た悲劇

懐かしい幻灯がこの刹那を照らして
風の歌みたいに
散らしては紡いでいく

いつまでも物語が続くと信じていて
そんな自分さえももはや過去なのにね

眠らない闇に
この身を溶かしていく
捨ててしまえば皆同じ
君に似た悲劇

2007/3/1 7:06

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