ある程度の嘘なら 電車の遅れみたいに あっさり忘れるのに 小さな矛盾を 足りないピースみたいに 許せないままでいた 曲げてねじって 折れるほど悩んだ結果 出した答えに対し それを溶接する熱が見当たらない 僕のポケットには 醒めるのを待つ 人肌しか入ってない さよなら 君には手を振らない すでに姿は見えないから さよなら 美化した記憶にバイバイ 楽しかった思い出よ どうかもう目覚めないで さよなら どうせ思い出せば またきちんと愛してしまうから それまでバイバイ