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デートオブバースデイ
『誕生日を迎えるたびに
何を祝うのかがずっと謎だった』
その先の歌詞が曖昧で
何となくニュアンスは覚えているし
検索すれば出てくる時代にもなった
それでも知への欲求より
休みたいモードが強く働く
記憶力も含めて歳のせいか?
それともそういうもんなのか
どうにもならないから
僕はもがいて
描いて
悟りながらもあきらめ悪くて
別の角度から穴を掘ってみる
何も変えられなくたって
僕の手には豆ができて
無駄なことをする気力も無くなって
厳選された道だけ歩いていく
そして路傍の名も無き花に勝手な名前を付けて
少なくとも記憶だけは塗り替えていける
カレンダーで言えば月末だ
給料日も過ぎ次のステップへ
めくらなきゃわからないけど
十中八九似た数字の羅列が待ってるんだろう
それくらいはわかるし
奇跡など願ったりしない
僕がやるべきことは高く飛ぶ為の下準備
そう、奇跡は起こるもんじゃない
起こすもんなんだ
そんなきれいごと百並べるより
やるべきこと一つ早く片付けたい
頭の中だけ探してもたぶん答えは見つからない
ていうか言葉自体にそんなに大した意味はない
どうにもならないから
汗をかいて
摂取して
踊らされながらも取捨選択して
流行に流されながら寄り道してみる
今は届かなくたって
筋肉痛はちゃんと待っている
無駄なことなんてきっと無いんだよ
真実なんて明日には嘘になってる
だから心の中の謎の塊に勝手な名前を付けて
少なくとも君のことだけは忘れずにいられる
2008/7/13 14:41
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