Superflat FuandaC

滲んで溶けだした景色みたいに
彼の未来もぼんやりと優しくて
そんなんじゃダメだよって訳知り顔で言う
頭の中も外も余裕無くなった中間管理職みたいに
僕もなってやしないか
不安だし

タイムマシンが遂に完成しました
第一号の乗客にあなたが選ばれました
なになに？新手のオレオレ詐欺？
仮に真実だとしてもよくよく考えたら結局詐欺だよね
だって不安だし

ウィーアー平べったい世界で歌う儚き結晶
情熱で溶けてしまってみんな一体化
アイアム平べったい地面を転がり笑い泣き軽傷
自力で治せる確証がなきゃ転びたくないんだ

詩人が滑稽な景色を詩にした
常に美しいものなんてとても醜いね
誰かを傷つけてその都度凶器を確かめて
第三者にしか見えない刃と自分にしか見えない動機が僕らを揺り動かしてみんな情緒不安定

メタボリックな需要に対してのぼったくり気味の供給
満たされてないのに張り裂けそうな胸
蛇口をひねれば答えが出るような家に住みたいな
もしかしたら既にそうなのかも知れないけどだとしたら水は飲みたくないな
不安だし

ウィーアー平べったい未来を願う働き蜂の様
誰かのために懸けた命なんて歌にはならない
アイアム平べったい自我をジサンして果てなき旅人
愛とか言う前にまずはEYEそしてアイ…なんちゃってアイロニー
だって不安だし