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ガラスエイジ



似たような扉を
いくつ越えれば
君のもとに辿り着くのか

偽りや矛盾に
つまずいている僕も
いつか誰かを騙すのかな

大人になることが
何故か寂しいんだ
手に入れることで
零れるものが見えてしまった夜は
答えなんかよりも
新しい嘘が欲しい
手に入れたものが
全てじゃないと君が教えてよ

少しずつ笑顔が
ミルフィーユみたいに
重なってはまた意味を増やす

汚れたくはないと
雨雲を蔑んだ日々
泥を浴びながら笑ってる

大人になることで
君に会えるのかな
手に入れたものを
天秤の皿に乗せて眺める夜は
希望なんかよりも
曖昧な約束がいい
手に入れることが
愛ではないと君が教えてよ

2009/3/11 20:38

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