似たような扉を いくつ越えれば 君のもとに辿り着くのか 偽りや矛盾に つまずいている僕も いつか誰かを騙すのかな 大人になることが 何故か寂しいんだ 手に入れることで 零れるものが見えてしまった夜は 答えなんかよりも 新しい嘘が欲しい 手に入れたものが 全てじゃないと君が教えてよ 少しずつ笑顔が ミルフィーユみたいに 重なってはまた意味を増やす 汚れたくはないと 雨雲を蔑んだ日々 泥を浴びながら笑ってる 大人になることで 君に会えるのかな 手に入れたものを 天秤の皿に乗せて眺める夜は 希望なんかよりも 曖昧な約束がいい 手に入れることが 愛ではないと君が教えてよ