君の声は 時間に優しい 癒されるとか その類の言葉で例えて 讃えていたつもりでいた でも何かが違くて 君の声は この残酷な運命を 優しくしてくれるんだ 時を止めたり 戻したりできなくてもいい そんな欲求も今はなくて ただ一つ 願うとすれば ああ何だろうな 君にとって僕の声も そうであって欲しいかな だけどそれは願いじゃなくて 僕の大切な目標だしなあ 君の声は 時間に優しい 疲れてる時は その温もりに甘えて 気付けば僕の声ばかり散らかしていて ただ寂しさだけを積み重ねたり 君の所為で この残酷な運命を 優しく受け入れてしまってるんだ どんな悲しさも 愛しさに溶けてしまえば とても甘い色で包んでくれるって知ってしまったから 君の声が 時間を優しく撫でて 僕の明日まで包んでいく