青いトンネル
ソーダ色に浮かぶ
一直線なヒコーキ雲
あの向こう側に僕らの
途方もない未来が待ち伏せている気がして
走ってたんだ
静寂を破る蝉時雨
真っ白な木漏れ日は
ポケットが空っぽの僕らに
不安よりも先に希望を詰め込むんだ
夏がきてるんだ
33℃の網をくぐりぬけ
青いトンネルに溶けていこう
何もまだはじまっちゃいないさ
壮大なモノ描くには
もっと大きなキャンバスが必要
虹色の鉛筆片手に僕らは
明日に待つもっと眩しい自分を
夢見て眠るんだ
咲き誇るオレンジをくぐりぬけ
青いトンネルを走りぬけ
何もまだはじまっちゃいないさ
僕らが今から始めるんだ
18/8/21/0035
(元歌)
春すぎて 夏きにけらし 白妙の
ころもほすてふ あまのかぐ山
作:持統天皇
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解釈
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