置き去りで回る世界が仮に存在するなら 君の髪の匂いとか気にすることもないんだろうな 拒絶してるのに束縛してくれる温かい手 意味よりも衝動が優先される出会い 運命を偶然で片付ける別れ そんなふうにすべてを受け入れることは果たして強さなのか? 何も持たず 流れに逆らわず そしたら空を飛べる 僕は紙飛行機 雨に弱く 涙にも弱い むしろ強くなる気もなくて 傷付く、受け入れる 基準は共有できない、結局人は人、私は私 割り切ってはいるけど君の髪の匂いに癒される そんなふうに誰かの凍てついた優しさをほどきたいな 言葉なんて入れ物、中身次第でどうにでもなる 愛してる、にアイスティーを注げば冷たくなる 砂糖を入れなきゃ苦いよ、だけどそれがあるべき姿なんだよ 目的地はない 風景も楽しめない それでも空を飛ぶ 僕は紙飛行機 歌を歌う 辛いよって笑う 君もそうであって欲しい 傷付き、受け入れる