空を飛べたら飛べたなりに また新しい不自由を手に入れるんだろう 気持ちを全部言葉にできても 見たこともないところから寂しさを掘り出してくる 君の待つ部屋まで 時間にして夢一つ分 髪型を変えるたび 送られてくるメール読み返しながら 愛しい君に会いにいく この日の為だけに生きている 例えば空を飛べるなら 帰りの電車気にしないで済むね 新しくできた喫茶店が いい雰囲気だったからまた行こうねって誘って 誰といい雰囲気だったの?なんて ふくれてる顔が懐かしくて色々思い出した 君の待つ部屋まで 夜中でも飛んでいけた頃 新しい服を着ていても もっと楽しい話題があるような気がしてた 愛しい君に会いにいく 愚痴や幸せも連れていく 例えば空を飛べるなら お土産に雲をちょっとちぎって 愛しい君に会いにいく この日の為だけに頑張っている 例えば空を飛べるなら 新しい不自由を詩にのせて