kimi to egaku 3



切り刻んだはずなのに
いつの間にか
幻は鎖となり
息の根を止めはじめる

大切にすることは
重荷にすることじゃないよ
永遠を願うことは
現在を背負い続けること

逢わないままでいられたら
切り刻むこともなかった
嘘を吐かずに生きていられた



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