愛のようなもの(米原〜大垣)



待ち続けた女は
愛のようなものを信じていた
今でも変わらず待ち続けている
別に過ぎた日々に未練は無い
愛のようなものを信じたいだけ

理由を必要とした男は
愛のようなものを認めたくないだけ
想い出の中で生き続ける
終わりを告げた日々を汚したくない
幻想に過ぎないと認めたくないだけ

明日を待ち続けた
昨日を必要とした
今にしか生きれない二人



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