僕だって君の彼氏と 同じくらい君を愛してる 好きだって隠し続けて 同じように振る舞うことが 僕なりの愛情表現 あっけなく陽は落ちて 手を振る君は消えてゆく 彼の待つ部屋の中 二つの影が揺れている 冷たくなった自転車のハンドル いつもの帰り道さえ覚束ないよ いつだって君のことだけ 思いながら夜を越えていく 好きだって伝えてしまえば 月の色は変わるだろうか? 明日を照らすには頼りない光 留守電に切り替わる 目を閉じてももう会えないね 彼と手を繋いだまま 君はどんな夢を見てるの 思い出の入った鞄の隅っこに 君のかけら見つけて何か切ないよ 僕だって君の彼氏と 同じくらい君を愛してる 好きだって隠し続けて 同じように振る舞うことが 僕なりの愛情表現