赤い水滴が紺色をなぞる たたんでた気持ちをそっと開いてみる 鋭い雑踏に奪われてしまいたい そんな弱さを君に撫でてほしい 自己満足の永久ループ この脳は幾つもの苦難を乗り越えてきた 言い訳も時には大事なんだ 開き直るわけじゃないけど 僕はそんなに強くない 吊り革のリズムに 溶けた分だけ救われる 逃げるのも楽じゃないね 答えはそんな単純じゃないよ 甘い誘惑がスケジュールをなぞる 辻褄の合わせ方に詳しくなって 冷たい葛藤の奥にある謎の光 それが何なのか気になるからまだ平気かな 正しさなんて宝くじより当てにならない 相対的に見ることに何の意味があったの? 甘えてばかりで申し訳ないと思ってる 開き直るわけじゃないけど 僕はそんなに強くない 君の手の温もりに そんなすべて溶かしていく 一人では戦えないね 思っていたより孤独じゃないみたい