そう 頭では描けてる 「君を守ってあげるから」 なんて台詞が似合う 最上級の僕 そう 現実はと言うと 君に甘えてばっかりで もしも僕が君なら多分 手を振ってるような男 だけど 途方も無い選択肢から コレを選んだこと 後悔させたくないし むしろ誇りに思って欲しいんだ だから こんな男でごめんねなんて くだらない自己防衛してないで こんな僕だからこその温もりが ややこしい君の隙間を埋める 唯一の道具だとか思ってりゃいい もう 頭で繰り返してる 「君を守ってあげるから」 なんて台詞の薄っぺらさに 嫌気がさしてるんだ そう 君が眠るときに 胸の奥に吹き荒ぶ 冷たい風を消すのは多分 そんな言葉じゃない 法則すら無い無数の糸 二本が赤く絡まって こうして一つになってること 運命ってだけで片付けるのは寂しいから 失ってきたものはすべて この出会いに結び付いてる 胸の傷を繋げば翼に似た形になる ややこしい僕の方程式の解は 唯一君の笑顔だとか思えてりゃいい そう 君となら目指せる 一番高い場所