長い階段の途中で 立ち止まったり 一歩踏み出したり 一歩踏み出しても変わらない景色に絶望したり 僕らはそんな感じ それに気付いた僕だって 上から目線て訳じゃない むしろ気付いたが故の困惑 上とか下とか誰が決めてんの? それ以前にここは階段か? 見えてる景色すら信じられなくて立ち止まったり その姿を見てまた誰か笑ってる 僕らはそんな感じ 目の前に差し出された手は つかんだ瞬間消えそうだからさわれない 空の上にかかった虹は 目指した瞬間笑われそうだから見えない 段差を踏み外して 咄嗟につかんだ手すりに 君の温もりを見つけて 一瞬だけ喜びを覚え 新たな痛みにそれを忘れ 気付けばその手すりは見えなくなってる 長い階段の途中で 君に会えて良かった