傷を埋めるのは 新たな痛みなのかもね ああ そんなことより 君の唇が柔らかい 器用に歩くより 不器用にはばたくんだ ああ そんな内容で この愛の歌は築けない 巡って 淀んで 戸惑い そして貫き 階段の途中の一段二段 踏めなくても大差ないのに 思い出して 潰して 揺れて 悟ったような気になって 運命を安直に捏造しては 三秒の快楽に捧げてしまうんだ 永遠より短いkiss イノセントな猜疑心じゃ 未来は映せないよね ああ そんなことより 君の唇も柔らかい 良く出来たスポンジで 優しく削り取ったとしても その試行錯誤のすべてに 君の名前をつけてしまうんだろう 測って 焦がれて 交わらないそれを分析して 分岐点のもう片方が常に晴れてるなんて 中学生から成長してない 逃げたフリして 担いで 優しさを恩着せがましく塗りたくって 金属如きに薬指を奪われてしまう 煩悩をレタリングしてまた愛を歌う 永遠より短いkiss