無機質な着信音にさえ 君と同等の温もりを感じる この空を越えること自体は 文明の発達により そう困難ではない 何が大切で 何が不必要か それこそ分刻みに 罪深く天秤を揺らす 奇跡を浪費する 飽食な日常に 意味を紡ぐとしたら 冒涜にも似た祈りを この気持ちに捧ぐくらい 無意識下における感情の羅列が 君とだけ共有できる旋律となる そんな夢物語さえ退屈に組み込まれて 相変わらず繰り返す 聞き飽きた愛の言葉を