僕らには余裕なんてなくて 痛みを覚えるくらいに 強く手を握っていた 言葉を探している間にも 時間はこぼれていく 散り続ける桜みたいに 僕らには余裕なんてなくて いつしか抱きしめる強さで お互いを苦しめてた 永遠を誓ったあのベンチで 握っていた手を離した 確かに痛みはなくなった さようならのかたちをした 愛してるもあるんだね 君の最後の言葉を胸に 美しく散っていくよ